こどもたちと世界中のゲストを地域に迎え入れる | トモミさん

トモミさんは海外旅行をした経験が一度もありません。でも、世界中のどこにでも繋がっていると感じています。Airbnbを通じて、世界と自分の地域コミュニティをつなげていくことを目指しています。


中国地方の自然豊かな土地でAirbnbホストをしているトモミさん。元々、長い間ホームステイのホストとして、国際交流プログラムで紹介された外国人ゲストを迎え入れていました。

たくさんの楽しい体験をした一方で、トモミさんにとっては何かが物足りませんでした。ゲストのほとんどが特定の目的を持って来日していたため、ゲストと一緒に過ごす時間を十分に確保できなかったのです。

こどもの国際交流がAirbnbホストになるきっかけに

2015年の秋、地元の友人が、様々な国に訪れる際にAirbnbをゲスト利用し、現地での素晴らしい体験を楽しんでいると知りました。この話を聞いて、直感的に「これだ!」とトモミさんは感じました。

Airbnbを通じて、こどもたちが外国人ゲストとコミュニケーションを取る機会が増え、恥ずかしがらずに外国人ゲストと積極的に交流できると考えました。

Airbnbホストを始めてからは、ゆっくりと交流する時間を持ち、ゲストにも地域の文化をしっかり感じてもらうために、「最低2泊・1日は夕食を共にする」という決まりも作っています。

トモミさんが住む地域は、海外からの旅行者が少ないこともあり、もっと多くの方に訪れて欲しいと願っていました。Airbnbを通じてホストをすることは、トモミさんが求めていた、外国人ゲストと地域の活動を結びつけるものでした。

“ゲストからたくさんの事を学んでいます。”

ゲストは地域の文化や歴史に興味津々で、学びたいという気持ちが伝わってきます。

同時に、ゲストは自分の国の文化や習慣について教えてくれるので、トモミさんは文化の違いや初めて聞く習慣に驚いたり、共感しながら交流を楽しんでいます。

”キッチンシェア”も、よりわくわくする文化交流となっています。トモミさんが日本の郷土料理をゲストと一緒に作り、ゲストも持参した調味料などを使った地元料理をトモミさんと一緒に作ります。

トモミさんはこの”キッチンシェア”の場に、近所のこどもたちや友人を招いて、みんなでゲストの手料理を楽しみながら、ゲストと地域の方々との交流を促進しています。友人は大きな鉄板で地元名物の瓦そばを手作りで持参し、ゲストが大喜びしたこともありました。

ご近所の方々は外国人との交流経験も少なく、当初は緊張したり不安があったかもしれません。

しかし、今ではみんな笑顔で、世界中から訪れるゲストとの交流を楽しんでいます。

ゲストを地域とつなぎ、地域を活性化させる


Airbnbホストになってから、地域内外の人に地域文化や歴史を共有することで、地域コミュニティの伝統を取り戻したいと強く思うようになりました。

現在、トモミさんはお祭りや地元の特産品などをプロモーションするイベントプロデューサーです。自らが手掛けるイベントとゲストの滞在が重なった際は、ゲストにもイベントに参加してもらい、地域の方々との交流や、文化体験の機会を設けています。

近所のお年寄りは控えめな方が多いです。しかし、トモミさんのゲストに一度でも会うと、熱心にもてなして彼らを楽しませようとしてくれます。

トモミさんが地域のイベントに連れてくる外国人ゲストと地域の方々との交流の様子は、地元の新聞でも取り上げられました。

地域のみんなでゲストにとって忘れられない思い出作りを


トモミさんのAirbnbホストとしての一番の思い出は、ゲストの誕生日祝いをしたことです。

自分の誕生日のお祝いに日本を訪れたゲストを受け入れたことがありました。

トモミさんが企画したナイトファーマーズイベントがゲストの誕生日と同日であったため、ゲストを招待することにしました。事前に、トモミさんはマーケット参加者全員と友人たちにバースデーサプライズの準備をお願いしました。

“ある人はケーキを作り、ある人はギターを持参し、またある人は装飾を作っていました。みんなこのサプライズにわくわくしていました!”

ゲストは思いもよらないサプライズにとても感動し、涙を流すほどでした。トモミさんはこの瞬間「誰もがどこにでもいられる」(Belong Anywhere) というAirbnbのコンセプトを地域のひとみんなで体現できたと感じました。